高齢者の保険について考える

2021年４月から、公的な介護保険の制度改定が行われました。各自治体が徴収する保険料が値上げされました。その結果81％の自治体で、65歳以上の高齢者が支払う介護保険料が月額6000円を超えることになります。ですが、受けられる介護サービスの限度額は増えるわけではないのです。ボクは以前「保険について」というブログで、年間60万円程度支払っていた生命保険を解約し、夫婦二人で￥4,000/月の都民共済に変更したことを報告しその理由を明記しました。今回の介護保険の制度改定に伴い、皆様の保険の見直しもこの際ですので行ってみてはいかがでしょう？誰でもそうですが、一度決めたこと、一度思い込んだことは、きっかけがないとなかなか修正できないものですよね。良し悪しはともかく、一度決めたことを契約したままで使わずに、あるいは現状には則さないのに、面倒なので考え直さずにそのままになって忘れている事柄というのは結構あるものなのです。携帯電話の契約内容がその最たるものですが保険等の見直しも大切ですね。ボクは生きていたら、都民共済も最長でも80歳を境に解約するつもりです。もしかしたらもうちょっと早くにその決断をするかもです。そのくらい状況は気がつかないうちに日々変化しているのです。前述の介護保険ですが、今回の制度改定に乗じて、民間の保険業者さんが、介護保険を含めた新たな保険のプランを紹介しているらしいですが、月額の保険料も高額になり首が回らなくなりますので、このリンクを一読して確認することをオススメします。ボクは定年退職をし高齢者になりいろいろな状況が変化したことから、＜生命保険を辞め必要な保険だけにしました＞という項目で2020年10月に自分の対処を説明しています。この保険の見直しも含めた身辺の見直し調整で、ざっと計算しただけでも年間200万円近いダウンサイジングに成功しています。高齢者となった今、めんどくさがらずに、まずはどんなことでも見直すことが大切だと思います。