iPhone及びApple Watchを利用している方へのお知らせさせてください。
慶應義塾大学病院は、Apple Watchを利用した臨床研究Apple Watch Heart Studyをこの2月1日に開始しました。
Apple Watchと心電図アプリケーションで測定する心電図や、脈拍などのさまざまなヘルスケアデータと、独自の研究用iPhoneアプリケーションで収集する睡眠、飲酒、ストレスなどに関する調査データを解析することにより、睡眠中及び安静時の脈拍と生活習慣との関連を分析することを目的にしています。慶應病院では、心臓疾患がより発見しやすくなるように、この実験への参加参加者を募集しています。申し上げるまでもありませんが、当然ボクは参加しています。応募対象の条件は以下です。
1)iPhone(iOS 14.0以降)および、Apple Watch(watchOS 7.0以降)を使用している人。
2)研究アプリケーション「Heart Study AW」をApp Storeからダウンロードできる人。
3)Apple Watchを睡眠中7日間装着し質問票に回答できる人。
4)日本語を理解できる20歳以上の日本国民の人。
です。参加をご希望される方はこのリンク
からアプリをiPhoneにダウンロードしてください。最初にアプリを立ち上げ、ここで初期設定を行います。
Apple Watchの心電図記録はいつでもどこでも誰でも測定できるのが最大のメリットです。健康診断で行う心電図測定は、年に1度数十秒ですので、このときのたった数十秒の間に不整脈などの問題がなければ疾患を見逃してしまう可能性があるわけです。市販されている携帯心電計は、測定したければ、持ち歩いている必要があります。異常のある心電図が1枚でもあれば、治療方針が180度変わるのですから、Apple Watchのように常に身につけていることが重要であるということになります。
iPhone及びApple Watchをご利用の皆様、臨床試験へのご協力をお願いします。m(_ _)m