以下は2021/06/02のニュースです。2021/05/20に近未来予測レポート(環境編)でまとめた懸念が早まっているように感じてなりません。
ブラジル北部のマナウス市で6月1日、100年以上に及ぶ観測史上最高となる河川の水位上昇で、大規模な洪水が発生。市の南端を流れるネグロ川の水位が上昇し、マナウス港にある水深計が、1902年に設置されて以来最高の29.98メートルに上昇。同様にソリモエンス川とアマゾン川の水位も過去最高位に達し、アマゾナス州各地で大規模洪水が発生。州民約45万人に影響が及んでいるようです。マナウス郊外の村では、川の水位が通常より6メートルも上昇したため、住民は家の中だけでなく、外にも渡り廊下のような回廊を作って生活しています。詳しくは上記リンクに Yahoo Newsで映像をご確認いただきたいのですが、水位上昇の原因となった平年よりも多い降水量は、地球規模の気候パターンに影響を及ぼすラニーニャ現象と関連しており、米国環境保護庁や海洋大気庁などの環境専門家や組織は、人間の活動と地球温暖化がラニーニャを含む異常気象の、発生頻度と強度を変化させていると指摘しています。
ブラジルの大部分は現在、深刻な干ばつに見舞われていますが、マナウスでは住民が腰までの深さの水につかった生活を余儀なくされています。
あまり認めたくはありませんし、悪意もありませんし、皆さんの不安をあおるつもりは毛頭ありませんが、近未来予測レポート(環境編)にまとめた温暖化による地球崩壊へのスピードが早まってきていると思えてならないのです。もう遅いのですが、いますぐ出来る対策を打たねばなりません。
地球温暖化とは逆説で、「地球は2030年からミニ氷河期に入る」という話もあります。今後10年ほどで太陽の活動が60%も減衰するというのです。いずれにしても普通ではない状態がこの数年で起こったり予測されたりしています。デマはパニックの元凶ですから、冷静にものごとを判断して行かないといけないですね。