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冬場の新型コロナウィルス対策

投稿日:2020年11月27日 更新日:

 新型コロナウィルス感染症の蔓延については、世界中が大迷惑しています。どこの国が元凶だの誰が悪いだのを議論しても、悲しくなるだけで物事が先に進みませんので、どうしたら感染拡大を防げるかということについて、国民目線で考えてみたいと思います。北半球では、冬を迎えています。この11月に入り、新型コロナウイルスの感染拡大が目立つようになってきました。今日(2020/11/26)現在でも我が国の大都市圏にあるお酒を出すお店の営業時間制限をかける自治体も増えてきています。このままこの感染拡大が増加して行くと、ロックダウンもあり得ます。世界中に感染拡大した新型コロナウイルス感染症は、簡単には撲滅できないですよね。ファイザー製薬他の努力によるワクチンが投与され始めたとしても、騒ぎが下火になるのは2021年の冬までかかるだろうという、USのあるアナリストの予測もあります。今まで、世界各国で行ったロックダウンも一時的効果しかなかったというのも事実です。皆様もよくご存知のように、新型コロナウイルス感染症については『手洗い』『マスク』『3密回避』『換気』『飲食時の大声や大皿禁止』などが対策の基本です。こういった基本的なことを各人が守っていれば感染リスクは大幅に減らせるはずなのです。しかし、他人様の迷惑を考えずに無頓着な行動をする方が未だに多く存在しているのも事実です。これが一番大きな問題なのです。
夏と冬ではウイルスの活動が違うということを我々は認識しておく必要があります。寒くなるとウイルスは人体に限らずどこに付着しても死ににくくなるので接触感染の機会が増えます。空気中に漂う飛沫が乾燥して微細粒子となるので、肺の奥に吸い込みやすくなってしまいます。また、寒くなると人間の細胞の抗ウイルス力(免疫力)が低下するので、暖かい時期よりも寒いときの方が少ないウィルス量で感染が成立したり重症化しやすくなると言われています。つまり、冬はウイルスが安定しているのに比して、人体がウイルスに弱くなっているということが出来ます。以前我が国で大きな危険が去ったというマスコミ発表をしたために、その後の国民の気の緩みで感染予防の基本(『手洗い』『マスク』『3密回避』『換気』『飲食時の大声や大皿禁止』)を守らない人が多くなった(と推測されます)ことから、感染者数が増えていると考えられるのです。冬になったらは新型コロナウイルスは、我々の日々の生活環境の中に長く生存していますし、冬場は特に空気が乾燥していますから、人間の唾液の飛沫が漂いやすくなります。Go to XXXXがやり玉にあがっていますが、旅行や会食を制限することよりも、ウイルスのことを理解し、基本的な防衛対策を全員が同時に行うことで乗り切って行けることを願っています。ボクは日課のようにしていたBarや居酒屋などに呑みに出なくなってから久しいです。確かに座席を間引きしたり飛沫防御シールドを他の座席との間に設けるなど、感染予防対策に関して並々ならぬ努力をしてくださっているお店もあるのですが、諸々の事情から新型コロナウィルス感染症の問題が出る以前と何も変わらず、無対策のお店も多く見られるのも事実なのです。残念ながら小さな規模のお店では座席を間引きするなど、したくても出来ないというところもありますからね。それが現実なのです。それでも生きて行かねばなりませんので、エチケットを守り、他人様に迷惑をかけないような生活に心がけたいですね。

弊社では第3波を見据えて、以下のような連絡をスタッフ全員に定期的に行い、出勤中はもちろん帰宅後も対策を徹底してもらうようにしています。皆さんで小さなこと、出来ることから1つ1つやって行きましょう。

シャフト株式会社スタッフ全員へ注意喚起

新型コロナウィルス感染症に関して、昨今の報道から、さらなる拡大が予想され予断を許しません。Go to XXXXを制限するなど、政府も苦肉の策をとっていますが、我々国民もさらなる自己防衛に気を配る必要があると思われます。
新型コロナウィルス感染症発症時から現在まで、シャフト株式会社では、

  1. 全員の出勤時から退勤時までのマスク着用
  2. 定期的な換気、具体的には15分から30分に1回ずつ
  3. 手指の消毒、ドアノブなど触ったら手洗いし消毒液で洗浄

…..に気を配って業務を遂行していますが、スタッフが1人だけでも感染した場合、他の勤務スタッフに多大な被害を与えてしまう恐れがあります。幸いにもシャフトスタッフは電車バス等による一般的な交通手段を利用していませんので、飛沫感染が主流とされる感染経路に立たされる危険は少ない現状です。しかしながら、家族も一緒していますので、生きて動いている以上、どこから感染が拡大するか予測できませんので、家族ぐるみでさらなる警戒が必要かと思われます。すでに皆様各ご家庭でお気遣いいただいて実施されているかと思われますが、出勤登校前の検温に注視され、微熱があった場合(程度問題ですが)や咳(風邪の場合もあるので難しいですが)があった場合は、出勤を取りやめる等の配慮をお願いしたく存じます。
緊急時の欠勤連絡は、深夜早朝であっても電話でもLineでも構いません。以上、よろしくお願い申し上げます。

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