TUGテスト(timed up&go test)ってご存知でしょうか?詳しくは左リンクでご案内していますが、このテストは転倒リスクの高い方を判断するのに有用なテストとされています。特に、高齢者の運動機能に関しての信頼性は高く、下肢の筋力、バランス、歩行能力、易転倒性といった日常生活機能との関連性が高いことが示唆されています。「TUG」でググってみてください。これに関しては多くの論文が出ています。
どういうやり方をするかというと、詳しくはこのリンクをご覧いただきたく思いますが、椅子に座っている状態から、3メートル先まで行って戻ってきて、元の椅子に座るまでの時間を測ります。この動作に13秒近くかかると介護保険の対象になる確率が高くなり、30秒かかる場合には要介護状態と言われています。この他にもフレイルチェックやロコモチェックなど、体力の衰えてくる高齢者のための自己測定方法は「健康な高齢者でいるために」というブログに書いておきました。どうかご確認ください。