高齢者

iPhone12 Miniセットアップ

投稿日:2020年11月21日 更新日:

 iPhone12 Miniを家内と娘が購入しました。2人とも現在使用しているiPhone7を下取りに出すことで契約しました。以下、購入及びセットアップと返却について経験したことをまとめますので、似たようなことをされる方がおられましたら、スムーズな取引とセットアップう行うためにご参考にしていただけたらと思っています。

梱包物はiPhone12 Mini 128MB、Simカード取り出し用工具、USB-C充電ケーブル(充電器はありません、ケーブルのみですのでご注意下さい)、アップルマークシールの4点です。

 

 

 

 

 

 

 

まず、大きさを比較してみて下さい。左の写真の左側はiPhoneXで右側がiPhone12 Mini です。右側の写真は左側がiPhone7で、右側がiPhone12 Mini です。

iPhone12 Miniの筐体はSE同様小さくなっていますが、ディスプレイは広くなっています。ホームボタンが消えているのがわかりますよね。

 話が多少前後しますが、ウチは、Docomoさん、auさん、SoftBankさんなどのキャリアの店頭でiPhoneを購入したことはありません。なぜならSimフリーを日常的に使っているからです。他国を訪問した時に、その国の安価なSimを差し込んでその国の携帯電話として利用することが多かったからです。これができなければ、どこの国に行っても日本のSimしか利用出来ませんので、ホテルや企業のWi-Fiに接続されない限り、通信費がバカにならないくらい割高になってしまうからです。電話にしろネットにしろ出張中の通信は必要不可欠です。かつ即効性がなくてはなりません。どこかのWi-Fiに接続できるまで日本に連絡ができなかったり、毎回日本の電話回線を利用して通信するのでは、とんでもなく高価な費用がかかってしまいます。通信費はあくまで何かを円滑かつ迅速に行うための費用ですから、安価で安定していることに越したことはありません。ですから海外ではその該当国の安価なSimを購入して、SimフリーiPhoneで利用することが常になっています。そういうことから、SimフリーiPhoneを購入して、ウチでは大手キャリアさんの通信システムは使わず、各安Simを利用しています。これによって国内でも年間20万円程度の節約になるのですが、この話は別のブログに詳しく書いてあります。

 

 

 

 

さて、肝心のiPhoneですが、そういった理由でウチはApple Storeで直接ネット購入しています。手続きが済むと、配送日が決定され、右のような配送の流れをAppleが送ってきますので、受け取りの準備をして待ちます。

今回は、現在手持ちのiPhone7を下取ってもらい、iPhone12 Miniを購入するということを条件にしていますので、iPhone12 Miniの納品日程が決まった段階で、下取り品の集荷業者にネット上で、集荷日程のリクエストをします。その段階で、必要になるのが、2つの身分証明書の裏表コピーをアップロードするのです。ボクは結果的に運転免許証と健康保険証をアップしました。

iPhone12 Miniのセットアップ

 さて、いよいよiPhone12 Miniが手元に到着し、セットアップを行うことになりました。いやぁ、びっくりしました。こんなに便利なのかよぉーとホントに驚きました。今までもiPhoneは、iCloudを経由してセットアップすることが出来るので、Androidのどのスマフォよりも簡単確実なのはわかっていましたが、以前自分のiPhone7からiPhoneXに移行する時に操作した時に比較して、さらに簡単になったのです。詳しくはiPhoneにその都度表示されるので、それを読んだら誰でもすぐにおわかりいただけるのですが、簡単に流れを以下にまとめてみますね。

 

 

 

 

 

  1. iPhone12 Mini(この写真では左側)とiPhone7(この写真では右側)をお互いに近づけて置きます。
  2. iPhone12 Miniを起動させると、(最初から自分ですべてセットアップする)(近くにある古いiPhoneからすべて転送する)(iCloudからデータ転送する)の3つの選択肢が出ます。今まではiCloud経由でセットするのが一番便利だったのですが、今回はウチでは(近くにある古いiPhoneからすべて転送する)を選択しました。
  3. iPhone12 Miniのディスプレイに左の写真のようにモヤモヤっとした青いイメージが出ます(動いています)ので、これに転送元であるiPhone7の背面カメラを近づけると、なんとそれだけでiPhone7からiPhone12 Miniへ転送が開始されるのです。ひゃー、すっげぇ。
  4. 待つ必要はほとんどないのですが、転送容量によって所要時間は変わります。家内のiPhoneの場合は転送時間は10分とか15分程度でした。
  5. 転送完了後、その時点では双子が出来上がっていることになります。ここからiPhone12 Mini用とiPhone7に対してそれぞれの最終処理をすることになります。

(iPhone12 Miniでやること)

多くの方はApple PayやWalletを利用しておられると思います。これらのデータもすべてiPhone7からiPhone12 Miniに移行されていますが、セキュリティコードに関しては安全のために移動させないのですね。これは実に賢い。ですから、iPhone12 Miniで使えるようにするためには、新規購入したiPhone12 Mini側でWalletを開き、今まで使っていたクレジットカードやSUICA等の電子決済アプリを起動させてみてください。セキュリティコードを追加するようにiPhone12 Miniから指示が出ます。

(iPhone7側でやること)

「設定」→「一般」→「リセット」と選択し、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し消去します。これでiPhone7は向上出荷初期状態になります。

 

(注意を要すること)

iPhone7とiPhone12 Miniでは、Simカードのプレートが左右反対なのです。これは外から見れば多分わかりますので問題はないのですが、ボクのような老眼高齢者に問題はSimカードの入れ方が裏表反対だったことなのです。左の写真はiPhone7からSimカードを取り出したところで、右側の写真はiPhone12 MiniにSimカードを挿入するところです。ご覧のように、iPhone7では、文字の書いてある背面を上にしてSimカードプレートに収まるのに対して、iPhone12 Miniでは、情報の格納されている金属部分を上にしてSimカードプレートに収めます。Simカードプレートに凹みのコーナーが作ってあるので、間違えようがないのかもしれませんが、今まで何十回と世界各国のSimカードを入れ替えていて、この経験は初めてだったのが災いし、文字の書いてある背面を上にすることでSimはSimカードプレートに収まると思い込んでいたために、何度やってもうまく収まらなかったのです。思い切り押し込んじゃおうかなどと考えていた時、家内が部屋に入ってきたので見てもらいました。こういうことは何も知らないので、単純にピタッと収まるように入れてくれましたので問題は解決しました。ボクのような失敗をしそうになる方はおられないかもしれませんが、Simを破損してしまいますので、どうかお気をつけ下さい。

 

ちょっと便利かな?気をつけなければ!と思ったこと

iPhone12シリーズから、USB-C充電ケーブルとなりました。iPhone側はLightningで、充電器側がUSB-Cとなります。以前のUSB-Aタイプの充電器を利用しようとしたら、USB-A to Cのアダプタが必要になります。これはAppleが今後ワイアレス充電をデファクトスタンダードにしようとする試みへの流れだと言われています。信頼できるかどうかは別にしてあくまでリーク情報として言われているのが、iPhone13からは充電ケーブルで刺す口がなくなって、すべてワイアレス充電で完結するようになると言われています。また現在のiPhone12シリーズには別売りでApple純正のMagsafe充電器が¥4,500で販売されています。このMagsafe充電器は

小さくて便利なのですが、iPhone12の裏側にMagsafeの丸い形がついてしまうという利用者の話も出ています。もちろんスマフォケースを使っている方が多いかと思いますので、大丈夫かもしれませんが、ボクはこういうキズがつくのは許せないのです。ま、おいおい解決されていく商品が発売されてくるとは思っていますが……………。

 そこで、ボクは写真のようなモバイルバッテリ10000mAh を購入しました。これだとiPhoneは横置きになりますが、立てかけるだけのイメージなので背中にキズはつきません。さらにiPhoneを見ながら充電できますので、電話やメールなどにも即時対応が可能です。またこのバッテリーは電源コンセントから取り外して単体で持ち歩いた場合、電源から電気をとらずともモバイル状態でiPhoneを2回フル充電するパワーがありますので、旅行や出張等にも十分対応できます。差込口はUSB-A(出力専用)とUSB-C(入出力両用)の2つがありますので、例えばとUSB-Cに差し込んだケーブルでこの充電器にコンセントから充電しながら、iPhone12 Miniを横向きでワイアレス充電し、さらにUSB-Aの口にApple Watch用MagSafeを装着してApple Watchを充電することで、すべての用途を満たすことが出来ます。このモバイルバッテリーが最強だとは申し上げていません。1つの例です。iPhone12シリーズの最大の注目ポイントが、ワイヤレス充電のMagSafeに対応している事です。最新モデルの4機種は全て、MagSafe充電器を使えば15Wの急速充電が可能なのですが、12 miniに関してのみ充電スピードが最大で12Wなのです。12 miniはその他の端末に比べて容量の少ないバッテリーを搭載しているため、12Wでも十分実用的なスピードを実現できると思われますが、充電速度が抑制された理由として、安定した動作を実現する上で何らかの問題が生じたためなのかもしれません。またAppleはサポートドキュメントで、その他の注意点にもふれています。それは、MagSafeで急速充電を行う場合は、まずMagSafe本体に電源を接続してからiPhoneを充電パッドの上に置く必要があるということなのです。この手順を守らずに充電すると、iPhoneやMagSafeが発熱する場合があると記載されていますので注意が必要です。ちなみに、iPhoneXで利用しているANKERのワイヤレス充電器にiPhone 12 Miniを乗せてみましたがまったく反応しませんでした。すべてのワイヤレス充電器が対応するわけではないので注意が必要です。

予期せぬトラブル

6)下取り用のiPhoneをAppleに送付するのですが、これは予めAppleの注文サイトからWeb上で配送業者さんにリンクされ、と何度かのやりとりを行い、ピックアップしていただく日程を決めます。事前に2つの身分証明書の裏表コピーをアップロードするのですが、ボクはここで一度ミスをしました。本人確認書類というのは「裏表」を2種類アップする必要があるのです。というのは、ボクは最初運転免許証とパスポートを選択してアップしたのですが、ご存知のようにパスポートには証明欄が1ページだけで、裏というのがありません。仕方がないので、証明ページを裏表両方にアップしたのです。これがひっかかったんでしょうかね?パスポートの裏に記載事項はないのでまだどうしてダメなのか意味がわかりませんが、配送業者さんから、「書類不備のため本人が特定できない」と再送依頼があり、今度は運転免許証と健康保険証をアップしました。運送業者さんからはその後何も言って来ないし、事前に返送するための配送キットを送ってくるとしていましたが、数日待っても何も来ません。大丈夫なのかと思って心配していたら、上のようなメールが届きました。それも集荷予定日の前日の夜です。ま、それでも来るのかと安心したところ、その10分後に右のようなメールが送られてきました。おいおい、いったい何なんだよ。天下のAppleさんがやることダサくないですかぁ?と思ったけど、明日は胃カメラで朝から多忙。しかたがないので、家内に受け渡しを依頼して出かけました。胃カメラが終わって戻ったところ、まだ集荷がない。そこでAppleさんのトラブルデスクに電話して、事情を説明したところ、配送業者さんの確認が手間取り、そのためメールの誤発信などがあったそうです。ボクには手落ちがないということでカスタマーセンターのご担当者は恐縮されていましたが、可愛そうなのでまったく攻めてません。この方のせいではありませんから。そんなやり取りをしていたところに、本日午前中集荷の予定が少し午後に食い込んで、ヤマト運輸さんが引き取りに来ました。どうやら事前に配送キットを送ってくるというやりかたをAppleさんがやめたようで、ヤマト運輸さんが持参してくれた配送キット(写真)に古いPhoneを入れてお渡しし、受領書をいただきました。もう1台分は明日集荷予定です。

ということで、こんなことがご参考になりますかどうか。事実だけをブログにしましたので、iPhoneをご購入される方はご参考にしていただけたら幸いです。m(_ _)m

2020/11/21 17:30 調布自宅にて

 

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