昨日満70歳になったボクもこう聞かれたら、きっと「これまでの人生に満足している」と答えると思います。
大学を出てから道路建設業の作業員もやったし、談合得意の営業マンもやりました。水商売では居酒屋とバーとホストクラブもやりました。通信教育課程で初等教育の免許を取得して小学校の教員もやったし、サウジアラビア王国に企業出向社員で7年間勤務し滞在したし大学の事務員もやりました。高等教育で教員養成をしたくて50歳を過ぎてから大学院に入り直し大学の教員もやったし、大学の教育学部を65歳で定年退職し、今(2020年現在)は長男の経営する「夢」のある企業で一般社員として5年間働き続けています。仕事を変えるにあたって、Aの仕事に飽きてBの仕事を選択したことは一度もありません。給与や待遇の違いで職業を変えたこともありません。いつでも、もっともっと楽しいことをしたいと考えて結果的に職業が変わりました。そして今までどんなことにも負けずに本気でぶち当たってこられたのは、何よりも理解のある家内と出会ったことで、それがボクの人生の最大の満足かもしれません。こんな夫婦を「ラブラブ」とか表現する方がおられますが、そんな陳腐な言葉で表してもらいたくないです。そしてみんな仲良しで他人を思いやる男女3人の健康な子どもたちに恵まれました。「60代以上の3分の2は「これまでの人生に満足している」というシニアガイドにある調査結果の記述とボクの考えとは少し違います。
●年齢が高いほど、人生への満足度が高い
これはわかります。そしてそうでなくては困ります。人生に満足するためにどのような姿勢で生きていくか自分自身の生き方を考えることが重要です。
●「老後への備え(公的年金、個人年金保険など)」は不安が残る
ボクは不安じゃないです。健康なら何でも出来る。カネは二次的なものです。カネで解決できることは多いです。しかしカネで買えないモノがあることに気がつくことが出来たら人生が変わりますよ。だから「カネカネ、金かね」って思い悩まないほうがいいと思います。
●元気なうちにやりたいのは「旅行」
これはその通り。昨日のブログにも書いていますが、動けなくなったらカネなんかいくらあったって意味ないですよ。ホントです。
ボクはボクを含めて老人の方々に大きな声で言いたいのです。
いつ死んでも悔いの残らないように、自分の本能に正直に生き、「夢」をすてずに絶対「諦」めず、常に「恋」をして毎日を生きて下さい。カネに執着するのはやめましょう。執着するから詐欺につけこまれるのです。カネなんか楽しく健康的に生活出来れば、必要以上いらないですよ。そして小さなことを気にせず、自然体に生き自然体に死んでいきましょう。