パズル 高齢者

認知症予防のために

投稿日:2020年11月19日 更新日:

能力は誰でも進化させられるし維持できます

 年齢とともに認知症になるリスクは上がり、65歳以上では7人に1人が発症するというデータがあります。しかし最近は、積極的に予防すれば発症を抑えられることが、国内外の研究で報告されています。ボク自身70歳ですし、家内は68歳ですので他人事ではありません。ただ、ボクは昔から読書スピードも、論文をまとめるスピードも、プレゼン資料をまとめるのも、どれをとっても他人様より早いのを常としていました。偉そうに自慢話しているつもりはありませんので先に申し上げておきます。最近になって同年代の方(大学教員の時代の元同僚(彼らも教員でした)と試してみたのです)3人で試しにと競ってみた結果、同じ本を1冊完読するスピードが、ボクはその友人たちの半分以下の時間で読破できました。つまりボクは普通の人の2倍から2.5倍位のスピードで書籍を読み切ることができるということになります。このスピードは現職の教員時代から変わっていません。そしてその読んだ要点はすべて(とは言えないかもしれませんが、その重要な部分はすべて)脳内にプロットされています。何度も言いますが、こんなこと話して決して偉ぶってるんじゃないのですよ。「能力は謙虚に日々努力することにより誰でも進化させられるし維持できる」と申し上げたいことがこのブログの要点なのです。認知症になって苦しんでおられるご本人そしてお身内の方はお気の毒だと思いますし、このことを軽々しくどうのこうのと申し上げているつもりはありません。不快になられたら謝ります。ゴメンナサイ。ただ、誰でもそうでしょうけれど、ボクは認知症にはなりたくないと、認知症という症状が世間で取り沙汰された時期から70歳になった今でも、日々考え続けているのです。誰でも日々の様々な努力は怠ってはならないのです。ここで申し上げなければならないのが、ボクが認知症予防のために継続している具体的な努力の1つがジグソーパズルへの取り組みだということなのです。70歳になった今でも毎日帰宅してから一度はパズル組み立てに取り組んでいます。長時間の場合も短時間の場合も繰り返しの場合もあります。絵柄や家族の写真の場合もありますし、ミルクパズル(ホワイトパズルとも言います)の場合もあります。出張等で時間配分がうまく行かず出来ない期間以外は30歳位から今現在の70歳まで、毎日この習慣は欠かしたことがありません。その後オフロにゆっくり入って身体をほぐしてベッドに入ってから読書するという習慣もずっと欠かしておりません。

認知症予防のために

 多くの認知症予防に携わる専門家が唱える「認知症を予防する方法」の中に、「パズルで頭脳トレーニング」が多くとりあげられることがあります。これはそういう取り組みをしている自分自身の動きや、現在までの結果を考えても、決して大げさではなく正しいことだと思うのです。ボクは50歳になってから国立大学法人上越教育大学大学院の修士課程で教育方法について学びました。家庭及び勤務先の都合で残念ながら博士課程には進むことは断念せざるを得なかったのです。従って博士論文にも取り組んでおりません。53歳で大学の教員になったのですが、60歳を過ぎてから曲がりなりにも玉川大学教育学部で教授を拝命することが出来ました。これは多くの論文を書き続け実績を重ねてきたことが起因しています。自分で言うのはおかしいかもしれませんが、重要なことは集中力なのです。学歴ではありません。1つのことに集中して完結させるという力を鍛えるのは、脳を活性化させるしかありません。その大きな助けになってくれたと思うのが、「パズルで頭脳トレーニング」に取り組んで来たからなのです。頭を使って指先を動かす「知的活動」は、認知症予防に効果があると考えられています。ただ、いくら良いことだとわかっていても、実際のパズルへの取り組みは、人によって個人差がありますので、ストレスにならないように難易度は個人の実情にあわせて選択する必要はありますね。ジグソーパズルは、ピースの形状や色はもちろんのこと、全体のバランス、指で持ったときの感触、向き等、様々な視覚情報を頭の中で整理し、それを「指先」→「視覚」→「頭脳」→「指先」という流れで立体的に組み立てていくため、考えているよりずっと脳を使う「知育玩具」であるということができます。そのため、認知症の予防に大変効果のある商品だという評価や評判が各方面から出てきています。ジグソーパズルの中でも、特にシャフト株式会社のオリジナルジグソーパズルは、世界遺産でもキャラクターでもなく、自分たちの写真、家族の写真、お友だちの写真を使っていますから、組み立てを進めていくごとに身近な人たちの顔が出来上がっていくため、楽しみながら取り組めるのが最大の特徴です。作っていて思わず笑みがこぼれます。また、指先の動きを注視し、大学の研究室でも弊社工房でも、高品質のオリジナルジグソーパズルを作るために我々は研究を重ねて実験開発を繰り返してきましたので、パズルを指で持ったときの感触が誰にもしっくりマッチするように設計されています。離れたロゴ

過日のブログでも書きましたが、ボク自身大学を出てから道路建設業の作業員→営業マン→小学校教員→サウジアラビア王国企業勤務→大学事務員→大学院→大学教員→70歳になったいまパズル職人という経過で、出張や特別な事柄の生じた時以外はほぼ毎日、能力トレーニングのためにパズル製作に取り組んでいます。趣味というよりは指先を使った頭のトレーニング(自分としては老化防止のつもり)として、読書と同様に取り組んでいます。先程も書きましたが読書とパズルは毎日します。それによって、根気も理解力も大きく減退することなく現在にいたっています。パズル、特に長年の大学での研究成果から厚さや指先のタッチにこだわった、シャフト株式会社のオリジナルジグソーパズルのご利用を皆様に心よりおすすめしたいと思います。認知症予防に取り組もうとされている方々に、ぜひご一考いただきたいと心から願っております。

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