高齢者

基礎代謝アップのススメ

投稿日:

基礎代謝とは「何もせずにあなたの身体がエネルギーを消費する量」つまり生命を維持するために必要なエネルギー量(BMR)のことを言います。言い換えるなら、あなたが動かないで呼吸して心拍数も普通で精神的にも安定している状態で消費されるエネルギー量(Kcal)のことを言います。 つまり、生きていく上での必要最低限のエネルギー量ということになります。基礎代謝量を上げるとダイエットに良いとか、病気にかかりにくい身体になるとか、太りにくい体になるとか、血行が良くなるとか言われます。だから基礎代謝量は上げたほうが良いということになりますよね?しかし歳をとると、何もしなければ基礎代謝量は下がっていく一方です。

基礎代謝量が上昇するということは、体内のエネルギー量が増えて、エネルギー消費によって体内が活性化し体温が上昇するから良いと言われます。基礎代謝量というのは人によって様々で、・体重・筋肉量・性別・遺伝など様々な要因から計算できるものなのです。つまり、この基礎代謝というものは性別や遺伝である程度決まるものなのですが、努力次第で上げることができるということも言われています。無理しちゃダメですけど、何も努力しないよりもした方が少しはましってことになります。まず有名なハリス・ベネディクト方程式(改良版)を使って基礎代謝量を計算してみましょう。ちなみに計算結果からボクは2021/06/03現在「1,447.391 kcal 」となりました。本来なら、

  • 男性: 13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362
  • 女性: 9.247×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593

という計算式に沿って自分で計算しなくてはならないのですが、このサイトでは「年齢」「性別」「身長」「体重」を入力すると自分の基礎代謝量を計算してくれます。超便利なエモいサイトです。やってみてください。

また、国際的な指標としてBMIがあります。これは体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数です。計算式としては以下になります。

  • BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
  • 適正体重 = (身長m)2 ×22

これも、イッパツで答えの出るサイトがあります。これによるとボクはBMI26.45で肥満度1となります。ちょっとデブなんでちょっと痩せなくっちゃダメなのかな?主治医には60Kgまで落とせと言われますが、高校時代だって65Kgだったから、今の70Kgそこそこはそんなにデブになったとは思えないのですが………一度急性膵炎をやっているので、内臓脂肪を落とさねばリスクを負うことを主治医は心配してくれていますので悪くは思っていません。これから先も何も考えずいっぱい呑んで食べて楽しく死んで行きたかったら基礎代謝量を上げるっきゃないですが、そのためには、食事バランスを管理し良質のたんぱく質量を増やすことと、筋トレをして筋肉量を増やすことが良いとされています。しかし、「老化と筋力について」のブログで詳しく書きましたが、高齢者は筋トレをしても加齢により筋肉は衰えていく一方ですのでこれは期待できません。朝起きて白湯を飲み体温を上昇させるのも基礎代謝量を上げる手助けに良いと言われていますので毎朝飲んでますが上がりません。「男性高齢者の皆様へ家事のススメ」でまとめていますが、バランスの良いとされる朝食も5年間作り続けています。毎朝の家内と2人だけのラジオ体操も欠かしておりません。就寝前のホワイトパズルの取り組みもこの30年間欠かしておりません。皆さん、普段の歩き方も歩幅を意識して広くつまり大股で歩くことに心がけましょう。つまり高齢者として無理せず出来ることは出来るだけ習慣化して行くということが大切なのかもしれませんですね。

-高齢者
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

人生100年時代を乗り切るためにその6

「老後のために無理してお金を貯めるということではなく、死ぬまで楽しく働ければ、それで良いと考える方が自然だと思います。」と、「人生100年時代を乗り切るためにその3」で書いたくせにと思われるかもしれま …

衣食住の「食」

ボクは衣食住は、生きていく上での経費だと考えています。すべてその発想から日々生きて行く上での衣食住に関するすべての考え方がスタートしています。ですので、お読みになって「そりゃ違うだろ?」と思われること …

あなたはFIREを目指しますか?

  近年「FIRE」という言葉がはやっています。これは「Financial Independence(経済的独立), Retire Early(早期退職)」を略したものだそうで、要は、若くして働かなく …

身の丈にあった投資活動のススメ

昨今、現金や銀行預金よりも投資によるリスク分散をすることが奨励される方向にあります。政府もNISAやiDecoの活用を中心にそういった指針を打ち出していますね。金融庁も「貯蓄」と「投資」の違いについて …

老化と筋力についてその2

これは、以前に記述した「老化と筋力について」のブログに後付するものです。そのときにも「けがや病気により10日間ベッドで過ごすと、たったの10日で筋肉量は平均約1kgも減少する」という話を出しました。こ …