高齢者

人生100年時代を乗り切るためにその3

投稿日:2021年4月8日 更新日:

(元気に楽しく生きていくためにはどうしていくべきか)………….これは世界中の高齢者全員の願いだと思います。
 結論からいうなら、ボクは生きている間はずっと働き続ければ良いと思っているのです。昨日2021/04/07のニュースですごいことを発見しました。「私に定年はない。勤続65年、90歳で週5日働く女性の金言は「今を生きる」」というテーマで、大阪のねじ専門商社「サンコーインダストリー」で総務課長として働く玉置泰子さんのお話が書かれています。2020年に「世界最高齢総務部員」としてギネスブックに認定されていることもすごいですが、この方の考え方が素晴らしい。「どんな小さな仕事でも『これは私の仕事、主人公は自分』と思うことです」という姿勢で日々取り組んでおられます。また生涯現役ピアニストの室井摩耶子さんが100歳を直前にして記念コンサートを開催されました。今日(2021/04/08)のNHKニュースです。年齢であきらめちゃダメですよ皆さん。もう年齢的に遅いなんてことは言い訳以外の何物でもないのですから。
さて、65歳で定年退職することで考えてみましょう。22歳から65歳までの43年間は働いていますよね。1日8時間、年間250日会社勤務したとすると、8時間×250日×43年=8万6000時間ということになります。一方、定年退職後仮に自由に使える時間が1日14時間だとして、毎日が日曜日になるので、1年で365日あることになります。男性の65歳からの平均余命は約20年ですから、14時間×365日×20年=10万2200時間ということになり、計算上は会社に勤務していた総計時間よりも定年退職後の時間の方がはるかに長いということになります。これを何もしないで過ごすのはもったいないじゃないですか。とはいえ個々人諸々の事情で働くことがかなわない方もおられるので、それは理解している上での発言ですのでご容赦下さいね。ただ、働けば何がしかの収入が得られますし、働いていれば体力の低下も防止できると考えられます。前出の玉置泰子さんは90歳でお元気な毎日を送っておられます。働かずに毎日ウォーキングやジョギングをして健康に留意しようと思っても、雨が降ったら「今日はやめておこう」となっちゃいますよね。しかし、仕事であれば「今日は雨が降っているから行きません」というわけには行きません。それが体力維持に役立ち健康寿命が延びるのです。高齢者になって体力が落ちる最大の原因は働かないことだとボクは考えています。それは70代に入った自分自身と同年代の方を比較するわけではありませんが、失礼ですが見ていてはっきりわかることもあるのは事実なのです。寝たきり老人がいるのは日本だけじゃないですか?「欧米に寝たきり老人はいない」(宮本顕二・宮本礼子、中央公論新社)という本が出ています。読んでみて下さい。
 条件様々ですが、その気になれば死ぬまで働くことは十分可能です。前出の玉置泰子さんもそうですし、動物だってそうしているでしょう?。日本は世界でもっとも労働環境に恵まれている国です、日本老年学会と日本老年医学会による提言によれば現在の75歳はかつての65歳より元気だそうなのです。数年前にクローズアップされた「老後二千万円問題」もあったので、皆さん神経質になりすぎではないかと思うのです。老後のために無理してお金を貯めるということではなく、死ぬまで楽しく働ければ、それで良いと考える方が自然だと思います。「働けば」老後資金の心配はしなくていいのです。「人が足りないと言ったって、そんなに簡単に老人は働けない」とおっしゃるかもしれません。しかし、それは、仕事を選ぶからだと思いますし、地方によっては実情が違うということを知らない人のいうことだと思います。ボクは定年までは玉川大学教育学部で教授をしていましたが、定年後はまた大学を含めて教育現場で働きたいとは思いませんでした。それは教育に飽きたからではなく、残った人生で更に違った新しい発見をして生きて行きたいと考えたからなのです。日本は広いです。あなたの活躍する場は東京だけではありません。今回、コロナショックの影響で一時的に失業率は上昇していますが、中長期的に見れば、労働者にとって日本は実に恵まれたマーケットであるといえます。一生何かしらの仕事をしていれば、老後の不安は大きく低減されます。それがもっとも効果的な“投資法”といえるのではないでしょうか。人それぞれ条件様々なので、簡単に解決できるとは思えませんが、メインの仕事の定年退職後も、仕事の得られる環境を作るように心がけて行きたいですね。定年退職後に仕事につくことは死亡リスクが下がるだけでなく、病気にもかかりづらいという2019年の健康長寿医療センター研究所の調査結果もあります。 人によってはちょっと連絡しづらいかもしれませんが、シルバー人材センターに登録する手もあります。ここは「身体を動かすことが好き」とか「事務が好き」とか、特性に合わせて希望する仕事を紹介してくれます。週に2~3日程度でもできますので、生活費云々ということでなく、健康増進のためにも一考の価値ありと思われます。シニアのためのポータルサイトもぜひご参考に!

楽しく働き続ける上で人生を後悔しないための10か条

  1. 旅行はできる時にしておいた方が良いです。人生を最大限に楽しめるのは元気と時間がある時のみですから。旅行は無形の財産であると理解してください。
  2. 「夢」を追いかけて「仕事」を決めるべきですね。自分の才能は無限大なのです、そう、いくつになってもです。ただし日々の「努力」を怠ってはならないと思います。
  3. 自分の「夢」を追いかけたら絶対諦めるべきではありません。始めたことは最後までやり切るべきだと思います。「夢」をすてた段階で人は老いると言われています。
  4. 今日できる事を先延ばししてはいけないですね。言い訳を先に考える人間になってもいけません。
  5. いつでもどこでも学ぶことは出来ます。学べるチャンスを捨ててはいけません。学べる時に学ぶ姿勢を持ちましょう。
  6.  家族と過ごす時間を大切にすべきです。そして人への感謝の気持ちを持つ必要があります。この両方を毎日意識するようにしましょう。
  7. 働き過ぎてはダメです。ズルしてサボれという意味ではありません。常に仕事はエンドレスなのですから。
  8. 周囲の目を必要以上に気にすることはありません。くだらないことを心配しすぎると正しい判断ができなくなります。身体のバランスを崩してしまう位のストレスとなる事柄でも、あとで考えるとほとんどが些細な、そしてどうでも良いことが多いものです。
  9. 世間で言う一般常識にとらわれてはなりません。それは見方を変えれば非常識という場合もあるのですから。
  10. 目先の利益にとらわれず真の人脈を広げましょう。常に人に恋をする気持ちを持ち続ける人間でいてください。

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