ボクが小学生(10歳位)の頃に150人ほどだった100才以上の日本の高齢者は、ボクが70歳になった現在ではすでに7万人を超えています。今後もますます日本人の高齢化は進んで行きますので、人生100年時代を生き抜く上で、元気な間はいつまでも働き続けるのが当たり前の世の中となりました。この時期に来ていかに高齢である自分の“鮮度”を若く保ち、人的なネットワークを広げられるかは、ますます重要になっていくものと考えられます。そのために重要なことが3つあります。
- 高齢者が新しい情報を得やすい環境にいるためには日頃から若い人たちが話しかけやすいような関係性を築いておくこと。年長者だから、上司だから言うことを聞け、という態度でいてはダメです。若者は「年寄りに(上司に)付き合わされても楽しくない」というのが本音ですから。だから若い人から見て、積極的につながりたくなる価値を高齢者として持っておく必要があるということです。
- 若者が何かを教えてくれようとしているのに「そうは言ってもやっぱり違うだろう」などと全否定するような態度で向き合うのはダメですね。相手が喜んで話したくなるような、話を引き出す雰囲気や聞く態度、Give and Takeで参考になるような情報を教えるといった、高齢者としても何らかの価値を持っていなければ、若者は決して心をひらいてくれません。
- 自分が情報を発信し続けていることが重要なのです。こうすることで、自然とその話題に興味を持つ人が集まり関連する情報が集まるようになってきます。
以下リンクをご利用下さい。
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその1
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその2
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその3
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその4
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその5
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその6
- 人生100年時代を乗り切るためにシリーズその7(最終編)
2023年現在、日本の100歳以上の高齢者は9万人を突破しました。